お正月に弟が唐突に本を3冊くれた。
なんてことない、売れっ子ベストセラー作家の本ばかりだ。
ずっとまともな会話もしていないし、
chocoにお年玉すらくれない人が、いきなり気持ちが悪い。
もうその事自体ミステリー。
なにかの予兆なのではと疑ってしまう。
偏屈な彼に、私はこのかた二十数年、他人様以上に気を使って接している。
それぐらい縁遠い姉弟関係なのだ。
誤解無きように、これでも血はばっちし繋がっている。
捨ててもいい(返しにこられるのがうっとおしいらしい)というので、
それならばと、ここ数日一度やってみたかったお風呂読書をやっている。
湿気を帯びた紙の匂いも良いし、
表紙がめくれあがる感じもいい。
ついでに、自分のお肌も半身浴のおかげでツルツルなのだ。
思いのほか、毎日のバスタイムが充実している。
他人の様な弟を少し近くに感じることができてよかったといえばよかったのだが・・・・・。
一体なんのつもりだよ。
私もだれかにこの甘い匂いの本を渡して不思議な気持ちにさせてみようかしら。



